設計課
長澤 貴之ながさわ たかゆき
- 入社年
- 平成22年
- 出身校
- 北海道工業大学（現・北海道科学大学）
学部機械システム工学科卒
小さなカスタマイズでも
車輛全体に影響する。
経験と知識を積み重ねて
設計技術を磨きたい。
大学時代に学んだ設計の基礎を生かし、
磨ける会社
実は大学時代は、「振興自動車」という会社を知りませんでした。入社のきっかけは大学の教授の紹介。特装車輛を製造していること、入社後は設計の仕事ができること、という情報だけで面接を受け入社したのですが、仕事内容も社内の雰囲気も自分に合っていて、居心地のいい会社に巡り会えた幸せを感じています。
入社1年めは現場でタンクローリーの部品の取り付けを経験し、2年めは極東開発工業の名古屋工場で半年間、タンクローリーの設計業務に携わりました。大学では機械設計を学んでいましたが特装車輛は未経験。入社後に、必要な知識や経験を実践的に学べたことが今、仕事をするうえで役立っています。
まだまだ勉強は続く。
振興自動車から新商品を出すのが夢
現在は、当社で一貫製造しているタンクローリーの設計業務を担当。お客様のニーズに合わせて基本設計を変更するのですが、「消火器を収納するステンレスの箱を付けてほしい」「濡れタオルを入れる場所がほしい」などリクエストはさまざま。小さな架装物でも全体の重量やバランスに影響しますし、他の部品の移動が必要な場合も。タンクローリーは危険物を扱うのでマフラーなど配管の位置や長さにも制約があります。複雑なパズルを解くような難しさがありますが、長い時間をかけてできた車輛が出庫していくときは大きな達成感があります。これからも勉強を続け、いつかは振興自動車生まれの新商品を手がけることが夢です。
「趣味は登山とキャンプ。最近は友人たちと羊蹄山の頂上に立ちました。
土日は仕事のことは考えずにリフレッシュします」
就職活動中の学生へのメッセージ
北海道内には数多くの企業がありますが、特装車を取り扱う会社はあまりありません。当社はタンクローリー、パワーゲート、フックロールコンテナ、アルミバンなど幅広い種類の車輛を架装しているので、設計技術を磨くことができます。さまざまなユーザーニーズに応えるやりがいもあります。手がけた車が出庫されるときの喜びをいっしょに味わいましょう。
